年末年始の休みを返上して100号の花鳥画を制作していました。
その作品は奈良の松伯美術館の花鳥画展に出品していたのですが、この度展示されることになりました。今年は全国から20点の入選でしたので、狭き門ではございましたが、無事に飾られることになってホッとしております。
題材は動植物を主題とした「花鳥画」。
私は花鳥は好きなモチーフなので楽しんで(一時苦労は伴いますが・・・)描くことができました。
今回は孔雀をモチーフにしました。
年末に孔雀の取材を上野動物園にて行っていましたので、それを再構成してちょうど最盛期を迎えるヤツデとともに描きました。
孔雀を日本画特有の絵具である緑青(マラカイト:孔雀石)で描くとまさに孔雀色でした。孔雀の体を天然の孔雀石で表現しました。
100号はとても大きなサイズなのでなかなか制作することが大変でした。
まずは松柏美術館にて展示を行い、後に個展での展示を計画しております。
ご高覧いただけましたら幸いです。
宜しくお願いいたします。
>(作品「杜の番人」第16回松伯美術館花鳥画展入選作品・部分)
第16回松伯美術館花鳥画展
2010年2月10日(水)~3月7日(日)
松伯美術館
奈良県登美ヶ丘2丁目1番4号
℡(0742)41-6666