Miyashita Mariko

夏の大作

夏のこの時期は決まって大きな作品の制作に明け暮れています。

9月から始まる秋の院展に出品する為です。・・・ですので、Blogもお休みして朝から晩まで集中して制作させていただいておりました。

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秋の院展は例年ですと東京都美術館で開催されていました。しかし、東京都美術館の改修工事に伴い、今年は日本橋三越本店での開催となりました。サイズも100号スクエアとなり、いつもと少し雰囲気が違います。

 

大きな作品は自宅のアトリエで制作すると、部屋一杯画面になり、狭いアトリエでは歩くスペースもなくなるほどパネルで埋め尽くされます。

 

 

>>描き始めの準備が整い、いざ描き始めるところです。

 

 

 

さて、今年の院展も無事に審査に通り、展示されることになりました。1ヶ月程寝る間も惜しんで描いたとしても、審査があって入選しないと展示してもらえないという過酷な制作を続けることはとても大変なことですが、これがあるからこそ作家として緊張感を保ち続けることができるのではないかと、毎年身を引き締め直して取り組んでいます。

 

今年の作品もパリの風景を描いています。

飛梁(フライングバッドレス)の美しいノートルダムの聖堂東端から見た風景を描きました。

ご都合がよろしければお出かけくださいませ。

 

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再興第95回院展

 

9月8日(水)~9月20日(月・祝)休館日なし

10:00~18:30(閉場は19:00)※最終日は17:00まで(17:30閉場)

会場:東京 日本橋三越本店 本館・新館7階ギャラリー

※入場料が必要です。

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