Miyashita Mariko

イタリア旅行記⑧:ザ・フィレンツェ

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 フィレンツエの街を見下ろすあの「ザ・フィレンツェ」な景色が見える場所に行ってみました。

フィレンツェに到着した翌日の朝はあいにくの雨模様でしたが、しばらくすると雨も止み、日差しが見えてきたのでこれ幸いと傘も持たずに出かけました。

 

ホテルはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅のすぐそばでしたので、そこのタクシー乗り場からタクシーでアルノ川をはさんだ市街地の対岸にある「ミケランジェロの丘(Piazzale Michelangelo)」まで行きました。

 

イタリアでタクシーに乗るのは初体験でしたので、とりあえずイタリア語で行き先くらい言えるように何度も練習してからいざ乗車。

運転手はジェイソン・ステイサムのようなカッコいいナイスガイなお兄さん。

まさにトランスポーター状態でした。

フィレンツェの街中は一方通行が多く、細い裏路地を抜けるようにして丘へ駆け上がりました。

 

 

>>ミケランジェロの丘から見下ろすフィレンツェの街並みは精巧にできた小さな模型をみているような気分でした。

雲の切れ間から光が差し込み、西洋絵画にあるような乾いた空気感の遠近法のような風景が目の前に広がっていました。

 

さて、丘からの帰り道ですが、観光地と言うよりも見晴らしの良いだだっぴろい高台という感じで、路線バスもタクシーもなさそう。

時間もあることだし、ゆっくり歩いて探検しました。

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その街歩きで見つけた居住区と歴史地区の混在したエリアはとても楽しいものでした。

 

 

 

 

>>Porta San Giorgio

フィレンツェの歴史地区には城壁が残っていて、このような門のような関所を何か所か見つけることができます。

左岸はとても急坂の多いエリアなのですが、そこをセッセと登って城壁に沿って歩くととても面白かったです。

 

 

歴史地区内の地元のエノテカ(酒屋・バー)でお昼にローストしたパニーニとしぼりたてのオレンジジュースをいただきました。

そしてイタリアワインのウンチクを少々聞きました。

 

フィレンツェにはフェラガモの本店があるので帰り道で寄ったのですが、その本社兼工房はスピーニ・フェローニ宮殿という古城を改築したものでもありました。

大きな石造りの本店はブティックだけではなく博物館も兼ね備えていました。

ファッションの本場イタリアに来てから、ブランドもファッションもそれらのものが歴史に裏付けされた伝統の一部であるということを感じることが多々ありました。

ウフィッツィ美術館のミュージアムショップ限定品のボッティチェッリ柄(プリマベーラやビーナスの柄をレイアウト)のスカーフもそういえばフェラガモ製でした。

 

 

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