Miyashita Mariko

2018年3月アーカイブ

第73回春の院展

本日より、春の院展が日本橋三越で始まりました。
桜満開の季節で、三越から日本橋界隈の桜並木も咲きそろっております。

IMG_0985.jpg作画の途中風景です。


下図を作成してから本画に入るのですが、時々本画の最中で下図のパースが狂っていると気づくと立ち止まって何度も確認して書き直したりします。
遠近法が効いている構図だととても神経を使う作業です。


下図の段階で完璧だと思っていても、大きな画面で本番に描いているとやっぱり違う、と気づくことがあります。
そういう時は完璧だと思い込んでいた自我を一度捨てて、謙虚に画面と向き合います。

何度も書き直しては確認し、最後に一つだけ選んだ線が生きてくる美しく整理された空間を心掛けてみました。


今回の作品のタイトルは「集う」です。
題材はベルギー・オステンドで取材したハーバーを元に描いています。

光や色、船や人・・・様々な「集う」というイメージを込めております。
絵の周りにも人や幸せが集うといいな、という願いも込めて。

春の日差しが気持ちの良い季節にお出かけいただけましたら幸いです。
4月7日(土)は当番で会場におります。


***

第73回春の院展
3月28日(水)~4月9日(月)
日本橋三越本店 本館・新館7階催物会場

3月28日(水)~31日(土)は午前10時30分~午後7時【午後7時30分閉場】
4月1日(日)~8日(日)は午前10時~午後6時30分【午後7時閉場】
最終日4月9日(月)は午前10時~午後5時30分【午後6時閉場】
入場料:一般・大学生800円/高校・中学生600円[小学生以下無料・税込]
主催:公益財団法人 日本美術院 協賛:大和証券株式会社

http://nihonbijutsuin.or.jp/

3月は入試シーズン


大変ご無沙汰してしまいました。
HPの更新プログラムの不具合がありまして、やっと解消しました。

というわけで、テスト送信してみます。

さて、3月になり、藝大の周辺は受験生であふれかえっており、いつも以上に上野はごった返しています。
藝大といえば入学募集人数に対して受験者数が圧倒的に多い大学でも有名です。
この時期になるとディズニーランドのアトラクションか?と思うほどの行列を成して入試を受けた記憶が思い出されます。
私が受験していた当時はまだ藝大美術館はなく、古い木造の校門がありました。
(今は上野公園側にモニュメントのように移築されています)
本当に小さな門で、日本画科26人の合格者に対して800人以上受験していましたので、リアルに「狭き門」を体感しました。

ところで藝大の学籍番号って、平成〇年の〇の部分と全科通し番号になっています。
日本画科からあいうえお順で1番が始まるので、クラス26人しかいない最後尾の私は平成9年入学の26番。
なので「9-26」が私の学籍番号・・・というように、学籍番号で入学年と何科かまでわかってしまうものでした。

今年は平成30年、早いもので芸術家を志して丸20年になりました。
20年間絵を描き続けていたらなんとなく画家っぽくなってきました。


そして、もうすぐ元号が変わりますね。
平成の元号が変わる時、藝大の学籍番号はどうなるのだろうか?とふと気になりました。



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