Miyashita Mariko

2014年6月アーカイブ

第2回無窮の會

今週18日(水)より、無窮の會が始まります。

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芸大出身の若手作家のグループ展で、10号と6号の新作を1点ずつ出品しております。

前身の新樹会の時より、このグループ展ではなぜか花鳥画を出そう・・・と勝手にテーマを決めており、今回も恒例で花鳥画を出品しております。

花鳥画は私にとってとても思い入れの深いテーマです。

その時々の季節の動植物をいかに美しく感じ取れるかというところから始まり、随所に日本的な感覚を感じながら繊細な表現に集中する・・・そういったことを私自身とても楽しんで制作していると思います。

10号の作品は桜とエナガのつがいを春の柔らかな日差しで描きました。

6号の作品は紫陽花とかたつむり。

季節を感じるモチーフの組み合わせで美しい色合いを心がけて制作してみました。

若手の作家同士の展覧会はとても良いものです。他の皆さんの作品と並べていただいて、様々な作品との響きあいもまた作品の見どころになっていると思います。

お時間ございましたら是非お出かけください。

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第2回無窮の會

会期:6月18日(水)~24日(火)(最終日は午後4時閉場)

会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊

※6月21日(土)14時からギャラリートークイベントがあります。

水無月会

三越日本橋本店の「水無月会」(お得意様特別ご招待会)の表紙に掲載していただきました。

「水無月会」は6月11日(水)~15日(日)、各階で選りすぐりの商品が展開されています。

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特に今月は父の日ギフトが充実しております。
それから夏の設え・・・竺仙の浴衣フェアも開催(24日まで)。長板中形糊置きも14日に実演があります。

冊子表紙の作品は6階お得意様サロンにて会期中展示されております。


「翡翠の風」という今回の為に制作された作品は、初夏の前触れを告げるようなカワセミと新緑の水辺を構成して描いた花鳥画です。

元々カワセミの子供というのは全身がウグイス色で親のように美しい姿をしておりません。大人になるにつれてあの美しい羽色に変化していきます。

新しい季節の移り変わりと共に、美しい羽色に変化したカワセミを瑞々しい季節感に併せて表現してみました。

カワセミの羽色が周囲を翡翠(ヒスイ)色に染める風を起こし、その周囲をも色鮮やかにするかの印象を込めた作品です。

 

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