Miyashita Mariko

夏の催し

大変ご無沙汰しておりました。

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コロナ禍におきまして静かに活動しております。なかなか宣伝しづらいものもあり、かといって全く活動していないというわけでもなく、制作自体はいつも通り引きこもりでコツコツ絵を描く毎日を過ごしております。

緊急事態宣言が明けてすぐ、今年は高島屋日本橋店にて浴衣のポップアップイベントを企画していただきました。

宮下真理子×竺仙の浴衣です。




これまで作った全5作と制作過程においてできるスケッチや下図(版下)、関連する日本画作品を一堂に展示しました。

このような機会は初めての試みで、大々的に日本画家=浴衣絵師として取り上げられていただき大変嬉しいものでした。











今年のメインは奥州小紋。


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紫陽花と山葡萄といった二つの季節をまたぐような組み合わせで描くことができるのは絵画のフィクションならでは。


初夏~秋の暑い日までお召いただけたら幸いです。

本物の絵画・芸術はもっと身近にあるべきだと、もっと生活の中の一部であって欲しいと思いました。

このような形で日本文化に貢献できることは大変喜ばしいことで、今後も日本画と浴衣の図案の融合を発信していけたらと思いを新たにしました。

新春らしく。

竺仙の浴衣の図案(デザイン)を手掛けて3年目になりました。

1月はこの年の流行を決める展示会があります。

そんな新春開催 @chikusen_official の竺仙展のごあんない表紙と裏表紙に作品が使われております。
和紙につけたて技法で墨書した植物は生き生きとした表情を大切に描いております。
来年リリースされる新作浴衣の図案も展示されると思います。
このような形で日本文化を担うことができてとても嬉しいものです。
※1月開催予定でしたが、コロナの感染状況を鑑みて3月23日(火)・24日(水)に変更となりました。
今後、状況の変化によっては予定は変更するかもしれませんのでご了承ください。
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風景講座

風景のオンライン講座が終了しました。

風景画は中国で人気のあった院展の出品画よりリクエストがあり、その作品を再構成して構図を15号にサイズを変えたものをゼロから完成まで披露しました。

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「秋の誘い風」

9月の下旬のパリ。ノートルダムを吹き抜ける風は秋を誘う冷たい空気。

夏の暑さと冷たい風が入り交じり、マロニエの紅葉は進んでいく。

そんな風景を象徴的に描きました。

取材は数年前。焼失する前にスケッチしました。

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オンライン講座の最後、ZOOMの小さな画面の中で受講者の皆さんの手を振る姿が映し出された時には、こんなに喜んでもらえたんだととても嬉しく、また胸が熱くなりました。

いつもアトリエで一人で描いていましたが、孤独ではありませんでした。

またの機会に皆さんと日本画を通じて交流できたら幸いです。

オンライン講座

11月18日より中国国際重彩オンライン講座の講師を務めることとなりました。
中国の皆様に日本画の魅力を知ってもらえたら幸いです!

前期:花鳥画 11月18~水・金 5回 

後期:風景画12月4日~水・金 5回

 
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お問い合わせはWeChatのアドレスまで。

筑梦重彩 复兴当代
2020首届中国重彩画研究国际直播
 

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第3回華厳の会

ここの所、じっとアトリエに籠って制作している日々が続いております。

次の展覧会の準備で、秋なのに春のモチーフを描いています。

コロナ禍舞っ只中、ふと眼に留まった桜。その時の心情も併せて作品は仕上がっていきます。

***

春浅い上野公園、早朝の桜。誰に見られることもなくひっそりと咲いていた。見られることはなくとも、巡る季節に花は咲く。そんな桜に強さを見た。
小さな蕾は力強い生命力を湛えて開花する。桜が咲かない春はない。明けない夜はないように、希望の兆しを桜の姿に込めて描きました。

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「兆し」
2020 年制作
F10(H530×W455mm)



<第3回華厳の会 巡回予定>

松坂屋名古屋店美術画廊 2021年1月2~12日

そごう千葉店美術画廊 2021年2月16~22日

そごう大宮店美術画廊 2021年2月23~3月2日

松坂屋上野店 美術画廊 2021年4月7~13日

西邑画廊 宇都宮店

※桜を題材にした作品展、10号1点出品いたします。

再興第105回院展に入選し東京都美術館にて展示されることになりました。
今回は取材に遠出ができない状況でしたので、近所の不忍池をモチーフにしました。1年かけて取材し貯め、いつか描こうと構想を温めていましたが、こんなに早く出すことになるとは・・・。
このようなご時世ですのでお出かけはお気をつけて。作品はこちらにも掲載いたします。

1-1.jpg「折々のしらべ」

芽吹きから結実、枯れる寸前に鮮やかな煌めき。蓮の一生を1枚の絵に込めています。実像よりも思いを優先して描きました。
会期9月1日(火)〜17日(木)です。ご高覧賜れましたら幸いに存じます。

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再興第105回院展

会期:令和2年9月1日(火)〜9月17日(木)
〈9月7日(月)は休館日〉
会場:東京都美術館(上野公園)ロビー階第1展示室〜第4展示室
■主催=公益財団法人 日本美術院 
■後援=文化庁、東京都、台東区教育委員会
入場料(税込)=一般900円╱70才以上は700円╱大学生以下無料
入場時間=午前9時30分〜午後4時30分 (17日は正午までの入場、午後1時閉場)

ACT4掲載のお知らせ

大人のための知的好奇心マガジンACT4(アクトフォー)97号(7月25日発売)上野の杜・東京藝大特集内にて記事が掲載されました。
ベートーヴェン生誕250周年記念の内容と共に、芸術文化を発信するとても素敵な雑誌にアトリエを紹介いただきました。寛永寺を含めた上野の杜の歴史を紐解く充実した内容でした。IMG_1616.JPG

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アトリエってこんななんだ!と見て楽しんでいただけたらと思います。お近くの書籍店にない場合はWebにて販売しております。

お手に取ってご覧いただけましたら幸いです。

籠り制作

世の中大変な状況で、例年取材に出かけてた時期にはどこに行くこともなくずっと籠って制作を続ける日々を過ごしております。

IMG_1319.jpeg新作の題材を海外の取材によって得ることが難しいので、これまで取材し貯めたものの中からまだ絵にしていないものを整理したり、最近では徒歩で行ける範囲で様々なものを見て構想を練るようにしてます。

また、出歩く時間が減ったこともあって最近では本をよく読むようになりました。最近愛読しているのは三浦梅園の哲学書です。

この機会に色々な出来事が糧となって新しい境地を発見できるかも!とポジティブな気分です。

そんな中で7月16-19日には松坂屋名古屋店にて催事があり、準備を進めております。

夏の時期なのでできるだけ爽やかな海の風景を用意しております。










来場は18(土)19(日)を予定しておりますが、まだ行けるかどうかわからない状況です。

ご無理のない範囲で皆様のお目に触れる機会があれば幸いです。


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Fine Art Collection

2020年7月16日(木)→21日(火)各日10時〜19時ただし最終日は16時閉場

松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール

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fineart.jpgのサムネイル画像Fine Art Collection催事に続き、9月に作品を増やして個展が予定されております。

「風を映して 宮下真理子展」

2020年9月16日(水)ー22日(火)各日10時〜19時ただし最終日は16時閉場

松坂屋名古屋店 美術画廊

松坂屋名古屋店 本館8階


〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号 

地下鉄名城線矢場町駅 地下通路直結(5・6番出口) /地下鉄栄駅 16番出口より南へ徒歩5分

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予断を許さない状況下でお知らせするのも憚られますが、静かに、そっと、お知らせさせていただきます。

少しでも心が晴れるような作品が用意できればと思って準備しておりますが、皆様の健康が第一ですのでご無理なさいませんように。。。

Stay at home.

新型コロナウイルスが猛威を振るっている中ではございますが、皆様お変わりないでしょうか。ここしばらくの展示の予定は全てキャンセルとなっております。

まずは皆様の安全と健康第一なので致し方ないことと思っております。

さて、コロナ騒動の中の私の過ごし方というのは実は騒動以前と"全く変わりがない"のでチョット話題にしてみます。というのは、「外出をいかに減らしてアトリエにいる時間を作るか」というのがそもそもの根底にあったからです。

年に数回、取材で海外に出かける以外は制作に入ると一日の万歩計の歩数が100歩程になります。アトリエとトイレの往復しかしないからです。

日々の生活用品はネットで購入し、週に一度の生協さんの宅配で一週間分の野菜や精肉は届きます。アトリエにいる時間を長くとればとるほど制作に集中することができるので、ムダな外出は全て省くという、根っからの引きこもり体質です。

これはこれで健康によくないので、犬を飼いました。

朝晩の散歩のおかげで飛躍的に歩数を伸ばし、健康維持に最適とされる一万歩まで改善されました。

そんな感じなので油断するとすぐに引きこもりになり、アトリエで10時間以上じっとしてしまうというのが悩みの種でもありました。

しかし、今となってはこの生活スタイルがトレンドのように推奨されています。

長年に渡IMG_1294.JPGいかにして引きこもりになれるか?をポジティブに環境作りをし、アトリエの海の底に沈む深海魚のような生活に耐性があるせいか、外出自粛は私に影響ありませんが、深海に住まない人にとってはとても大変なことだと思います。

でも、深海も悪くありません。

「不要不急の外出自粛」と言われていますが「~するな」と言われると反発する気持ちがでてきてしまうかもしれません。

なので、「引きこもり推奨、大絶賛」とポジティブにとらえて、できる限り自宅で楽しく過ごす方法を工夫してみてください。


絵を描くのも良いですよ。

そしてこの状況が1日でも早く改善していくことを願っています。


#Stay at home.

←トリミングは不要不急の外出につき、しばらくモジャモジャ状態のもうすぐ2歳の愛犬。

第75回春の院展

第75回春の院展が3月25日(水)~4月6日(月)日本橋三越本店 本館・新館7階催物会場にて開催、終了しました。ありがとうございました。

このような情勢の中ご案内が難しいので、控えめに開催の情報を出しております。

会場に足をお運びいただくことが叶わない状況下でも、作品を描いて出品するという毎日に変わりはありません。

新作を楽しみにしてくださる方に少しでも喜んでいただけたらと思っております。

会場でご覧いただくことが難しい状況ですので、こちらで作品掲載と解説を載せたいと思います。

2020春の院展「巴里の休日」_editedweb.jpg



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第75回春の院展出品作

「巴里の休日」

取材:フランス・パリ・カンボン通り

休日の朝のカンボン通り。9月に訪れたパリはひんやりとした初秋の空気で朝を迎える。

時と共に徐々に人足が増えてその冷えた空気を押し上げ、人の賑わいと陽の光が徐々に増し、街に活気と彩りが加わっていく。

朝のひんやりとした陰の湿度と人の活気の彩りの対比を印象的に捉えて描いてみました。

 
 


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パリの街角で実際に出会ったポルシェのクラシックカー(356C)に目を奪われ、その鮮やかな青さを日本画の天然群青で表現してみようと思いました。

今、世界中でCOVID-19が猛威を振るっております。私が取材で訪れた場所も今は静かなことと思います。

全世界の皆様が健康で幸せであることが何より尊いことです。

またいつもの日常が訪れますことを願って筆を進めていきたいと思います。




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春の院展は巡回しますが、今後、中止が予定される場合もございます。

くれぐれも皆様、健康に留意してお過ごしください。


<巡回展>

◆札幌展
5月12日(火)~5月17日(日)札幌三越

◆福井展

5月22日(金)~5月31日(日)そごう福井店

◆大阪展

6月10日(水)~6月15日(月)阪急うめだ本店 ※中止になりました

◆横浜展

7月17日(金)~7月26日(日)そごう美術館

◆松江展

8月27日(木)~9月1日(火)一畑百貨店松江店

◆神戸展

9月9日(水)~9月14日(月)神戸阪急

◆新潟展

9月24日(木)~9月28日(月)新潟伊勢丹

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