大変ご無沙汰しております。
みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
明後日から個展が開催されます。ギリギリでのご案内すみません。(まだ描いています)
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宮下真理子日本画展~水の景色といのち~
2022年6月1日(水)~6日(月)
会場:日本橋三越本店 本館6階美術特選画廊
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今回も浴衣のデザインをおこないました。
浴衣は呉服売り場にて特設エリアを設けていただきましたのでこちらでまとめてご覧いただけます。
<同時開催>
竺仙展~江戸の美にひたる~
2022年6月1日(水)~7日(火)
会場:日本橋三越本店 本館4階呉服特設エリア
私は会期中の木曜以外は会場のどこかしらにいると思います。
最近、こんなサイトで取り上げてもらいました。
https://lubiquitous.com/2022/05/27/mariko/
埋め込み動画でもYouTubeでも見れます。
良かったら見てみてください。
※こちらのサイトでは画像が掲載できなくなってしまってからシステムを再構築できておらず、画像は主にInstagramにて公開しておりますのでそちらをご活用ください。
緊急事態宣言が明けました。
早々の10月1日よりそごう広島店にて春の院展の巡回展にて作品が展示されます。
それと同時期の10月5日より本館8階美術画廊にて個展が開催されます。
世相によってなかなかご案内しずらく、またこれまでも企画が流れてしまうこともありましたが、今回は開催決定となりました。
ただ、緊急事態宣言解除後すぐということもあり、予定しておりました週末の来場は叶いませんでした・・・作品のみ皆様をお迎えしております。
大変心苦しいのですが、作品だけではございますが高覧賜れましたら幸いです。
今回の個展に合わせて広島の風景もいくつか制作させていただきました。
昔のスケッチからの制作になりますが、大変思い出深く、とても好きな場所・・・尾道と鞆の浦の風景です。
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ミヤマリブルーと皆様に愛好されております青い絵柄に船はよく合います。
雁木のある海岸に接岸する船を描いております。
*個展会期*
10月5日(火)~11日(月)
そごう広島店8階美術画廊
*店外催事*
10月17日(日)
「煌輝会」リーガロイヤルホテル広島
17日には広島に来場できそうです。
少しでも気持ちが明るくなるような作品をと制作いたしました。
まだまだ気が抜けない状況ではございますが、お気をつけてお越しいただけたらと思います。
お近くにお出かけの際は是非お立ちよりください。
ご無沙汰しておりました・・・。夏の間は院展の出品作の制作に没頭する日々を過ごしておりました。
▼今年の出品作▼
「生ヒ立ツコト」
取材地:高知県南国市 長尾鶏センター
尾の短い若鳥と尾の長い成鳥を構成した作品。長い尾は成長の証であり、オナガドリは尾を長く美しく保つ為に「止箱」と呼ばれる狭い飼育箱の中で育てられて過ごす。そんな自由と不自由の境を象徴的に表現してみようと思い、構成してみました。
・・・
若い時は自由である。群れることなく、身軽で、そして明るい未来を強いまなざしで見つめる。
成熟すると群れ、それぞれの関係性が産まれ、しがらみがあったり、もつれたり、複雑に絡み合ってくる。その長い尾が自らに絡むこともある。目線はどこか遠くをながめたり、自らにしか関心がないようだったり、鋭かったり、諦めたように力なかったり、様々な表情を見せる。
自分がこの鶏たちのどれかにあてはまるのではないか?と思いながら描いてみました。
・・・
「生ヒ立ツ コト」とは、自由と不自由の狭間でもがいたり、色々なものが長く積み重なったりすること。
しかし、それは全て悪いことではなく、オナガドリの尾のように長く美しい尾を形成しているものだと思っています。
・・・
再興大106回院展
- 会期:2021.09.01(水)~ 2021.09.17(金)
- 開催時間:入場時間は午前9時半から午後4時半まで(午後5時半閉場)
- *最終日は入場は12時まで(午後1時閉場) 9月6日(月)は休館です。
- 会場:東京都美術館
- 入場料:一般900円、70歳以上700円、大学生以下無料
- 主催:日本美術院
- 特記事項:*新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、展覧会・イベントの中止や、一部内容が変更になる場合がございます。
- 最新情報は、日本美術院ホームページのお知らせでご確認ください。
- 再興第106回院展|公益財団法人日本美術院 (nihonbijutsuin.or.jp)
大変ご無沙汰しておりました。
コロナ禍におきまして静かに活動しております。なかなか宣伝しづらいものもあり、かといって全く活動していないというわけでもなく、制作自体はいつも通り引きこもりでコツコツ絵を描く毎日を過ごしております。
緊急事態宣言が明けてすぐ、今年は高島屋日本橋店にて浴衣のポップアップイベントを企画していただきました。
宮下真理子×竺仙の浴衣です。
これまで作った全5作と制作過程においてできるスケッチや下図(版下)、関連する日本画作品を一堂に展示しました。
このような機会は初めての試みで、大々的に日本画家=浴衣絵師として取り上げられていただき大変嬉しいものでした。
今年のメインは奥州小紋。
紫陽花と山葡萄といった二つの季節をまたぐような組み合わせで描くことができるのは絵画のフィクションならでは。
初夏~秋の暑い日までお召いただけたら幸いです。
本物の絵画・芸術はもっと身近にあるべきだと、もっと生活の中の一部であって欲しいと思いました。
このような形で日本文化に貢献できることは大変喜ばしいことで、今後も日本画と浴衣の図案の融合を発信していけたらと思いを新たにしました。
竺仙の浴衣の図案(デザイン)を手掛けて3年目になりました。
1月はこの年の流行を決める展示会があります。
風景のオンライン講座が終了しました。
風景画は中国で人気のあった院展の出品画よりリクエストがあり、その作品を再構成して構図を15号にサイズを変えたものをゼロから完成まで披露しました。
「秋の誘い風」
9月の下旬のパリ。ノートルダムを吹き抜ける風は秋を誘う冷たい空気。
夏の暑さと冷たい風が入り交じり、マロニエの紅葉は進んでいく。
そんな風景を象徴的に描きました。
取材は数年前。焼失する前にスケッチしました。
オンライン講座の最後、ZOOMの小さな画面の中で受講者の皆さんの手を振る姿が映し出された時には、こんなに喜んでもらえたんだととても嬉しく、また胸が熱くなりました。
いつもアトリエで一人で描いていましたが、孤独ではありませんでした。
またの機会に皆さんと日本画を通じて交流できたら幸いです。
11月18日より中国国際重彩オンライン講座の講師を務めることとなりました。
中国の皆様に日本画の魅力を知ってもらえたら幸いです!
前期:花鳥画 11月18~水・金 5回
後期:風景画12月4日~水・金 5回
お問い合わせはWeChatのアドレスまで。
筑梦重彩 复兴当代
2020首届中国重彩画研究国际直播
ここの所、じっとアトリエに籠って制作している日々が続いております。
次の展覧会の準備で、秋なのに春のモチーフを描いています。
コロナ禍舞っ只中、ふと眼に留まった桜。その時の心情も併せて作品は仕上がっていきます。
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春浅い上野公園、早朝の桜。誰に見られることもなくひっそりと咲いていた。見られることはなくとも、巡る季節に花は咲く。そんな桜に強さを見た。
小さな蕾は力強い生命力を湛えて開花する。桜が咲かない春はない。明けない夜はないように、希望の兆しを桜の姿に込めて描きました。
「兆し」
2020 年制作
F10(H530×W455mm)
<第3回華厳の会 巡回予定>
松坂屋名古屋店美術画廊 2021年1月2~12日
そごう千葉店美術画廊 2021年2月16~22日
そごう大宮店美術画廊 2021年2月23~3月2日
松坂屋上野店 美術画廊 2021年4月7~13日
西邑画廊 宇都宮店
※桜を題材にした作品展、10号1点出品いたします。