夏の間は夏休み・・・ではなく、いつも大きな作品の制作に追われています。

大きな作品・・・というのは、どれくらいで大きいというのか？というと境界線がわからないのですが、夏休みのこの時期に描いているのは180×225ｃｍ、ざっと３畳弱ほどの大きさです。

その作品の搬入が週末に行われておりました。

搬入場所は東京都美術館地下３階。

業者さんにお願いして搬入・額装をして出品しました。

そして審査を経て、展示することが決まりました！

この作品・・・表側は会場にてご高覧いただければ幸いです。

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再興第９４回院展

９月１日（火）～９月１６日（水）

９：００～１６：００（休館日なし・最終日は１３時まで）

会場：東京都美術館

　　　　東京都台東区上野公園内

　　　ＪＲ上野駅（公園口下車）徒歩

＊入場料が必要です。若干チケットのご用意がございますのでお問い合わせ下さい。

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今回の作品は昨年秋にフランス・パリへ行った時に取材したものです。フランスの風景を描きました。

当番で会場にいる日は、9月10日（木）です。一日美術館の中をウロウロしていると思いますので、お出かけの際はお声掛け下さい。

宜しくお願いいたします。

陣中見舞いに和菓子をいただきました。

京都に旅行をしていた方から「京都土産といえば？」というquestionがきたので

"ほうせん"です。

と答えたところ、わざわざ宝泉堂の和菓子を買って持ってきてくださいました。

なぜここの和菓子か？というと、ちょっとした思い出があります。

人間国宝の截金師（きりかねし）江里佐代子先生が年に数回研究室に講師に来てくださっていたのですが、いつもおいしいお土産を持っていらっしゃいました。

その一つが宝泉堂のほうせんでした。

江里佐代子先生は2年前の9月下旬に、イギリスとフランスへ講演と調査をしにお出かけになった際、フランスのアミアン（大聖堂がある小さな町）で急逝されました。

アミアンの大聖堂にあるステンドグラスを見に行ったとのことでしたが、それを見ることなく、天に召されてしまいました。。。

 とてもすばらしい先生で、作品もですがお人柄も含め、大変尊敬しておりました。 

そして本当においしいものをよくご存知で、いつも、おいしいお菓子をお持ちくださっては講義の間に学生にお土産を振舞ってくださったりしました。

おいしいお菓子と京都といえば・・・？と聞かれると、江里佐代子先生を思い出すのでした。

夏休みの間は、大学の教室をアトリエとして借りられるので、毎日芸大に通っています。大学で缶詰になってるのはだいたい９：００～７：００という、学生時代よりもむしろ長い時間大学にいるというマジメっぷり。夏は大作の制作に追われてるので、コレくらいやらないと終わらないのであります。

大学に毎日いるということは、毎日のように学食を食べています。

芸大の学食は音楽学部にある洋食の「キャッスル」と、美術学部にある和食の「大浦食堂」の２種類があります。（名前からしてわかりやすい。笑）

 と、いうわけで、今日は大学の学食「キャッスル」のメニュー紹介です♪

キャッスルでいつも食べてるのはこのしょうが焼き。

豚肉のしょうが焼きと、日替わりの一品が付きます。この日はマカロニサラダ。

キャッスル名物、その名も「スペシャル」。

ハンバーグにベーコンエッグがのっかって、カツフライと日替わりの一品。この日はフヨウハイ。

彫刻科男子向けの（？）のボリュームで、コレは流石に食べ切れません。

芸大にいること１２年。学食でも顔を覚えられています。

シッカリ食べて夏の制作乗り切きろうと思います♪

＞＞番組のおしらせ＞＞

先日学内にて収録が行われました番組の放送日をおしらせします。

私は収録の日は出勤日ではなかったので映っていませんが、大学がたくさん出ています。どんな風に味付けされているかわかりませんが、前回の収録は面白かったです。

よかったらご覧下さい。


◆NHK『爆笑問題のニッポンの教養』スペシャル
【表現力！爆笑問題×東京藝術大学】
http://www.nhk.or.jp/bakumon/nexttime/

放送日
NHK総合:8月17日(月) 22:00～23:13