Miyashita Mariko

お土産な話し

スウェーデンでの取材旅行は観光地を廻るというよりも、路地や街中をひたすら歩いて宝探しをするような旅でした。

 

DSCN2622.jpgよく取材では何を見に行くか?とか、もしくは、自分のイメージや理想にある風景を探しに行くのか?と聞かれるのですが、そのどちらでもありません。

 

絵描きにとって理想の構図や風景、色や形というのはとても大切なものだと思います。それが作家の「個性」であるからです。

ただそこにある風景をそのまま描くだけでは「絵葉書」に過ぎません。

 

かといって、それを追い求めて世の中で理想を探そうとしたら一生見つからないと思います。

 

取材では、世の中にたくさんある現象・色・形・佇まい・・・そういったものを体の中に取り込んだり、普段の自分の生活では味わえない体験を蓄積させることが目的です。ですから、「新しい出会い」が目的で、自分の中でそれを融合させたり、自分のできることと再構成して新しいモノを作り出すための「種蒔き」と思っています。

 

何かを描きたくてココに行くということが目的ではなく、目の前の風景をたくさん吸収して、自分の中でどれだけ咀嚼して今までにない作品にすることができるかが目的になります。

 

兎に角歩いて、兎に角体験。

それが私の取材旅行です。

 

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>>オマケ

1日10キロ以上歩いた旅で拾い集めた"お土産"は、北欧ならではのデザイン性の高い者達です。

 

食卓を飾るランチョンマットはオーレンスという百貨店製。器はNK(エヌ・コー)という王室御用達デパート(スウェーデン版ハロッズ?)で購入の「iittala」。

 

パックのジュースは、実は濃縮果汁。普通のジュースと思って買って飲んで、とんでもなくドロドロのApelsin(オレンジ)が出てきてビックリ。よく読んでみたらjuicekoncentrat(濃縮果汁)と書いてある・・・スウェーデン語は全くわかりませんが、何となく英語っぽい所を手がかりに、4倍で薄めて飲んでみたらとてもおいしいものでしたので、お土産にしました。

あとはChocoladfabrikenのココアの元。最近目黒の柿の木坂にもお店を出したこれまたスウェーデンのドメスティックブランド。

 

あとは旅の食事でほぼ毎食食べていたサラダにかかっていたもので、あちらではドレッシングではなくDipを混ぜ込むという感じだったので、そのDipの元を買ってみました。

難解なスウェーデン語のレシピを読みながら調理がちゃんとできるかチョット危険です。(笑)