風景のオンライン講座が終了しました。
風景画は中国で人気のあった院展の出品画よりリクエストがあり、その作品を再構成して構図を15号にサイズを変えたものをゼロから完成まで披露しました。
「秋の誘い風」
9月の下旬のパリ。ノートルダムを吹き抜ける風は秋を誘う冷たい空気。
夏の暑さと冷たい風が入り交じり、マロニエの紅葉は進んでいく。
そんな風景を象徴的に描きました。
取材は数年前。焼失する前にスケッチしました。
オンライン講座の最後、ZOOMの小さな画面の中で受講者の皆さんの手を振る姿が映し出された時には、こんなに喜んでもらえたんだととても嬉しく、また胸が熱くなりました。
いつもアトリエで一人で描いていましたが、孤独ではありませんでした。
またの機会に皆さんと日本画を通じて交流できたら幸いです。