大変ご無沙汰しておりました。
コロナ禍におきまして静かに活動しております。なかなか宣伝しづらいものもあり、かといって全く活動していないというわけでもなく、制作自体はいつも通り引きこもりでコツコツ絵を描く毎日を過ごしております。
緊急事態宣言が明けてすぐ、今年は高島屋日本橋店にて浴衣のポップアップイベントを企画していただきました。
宮下真理子×竺仙の浴衣です。
これまで作った全5作と制作過程においてできるスケッチや下図(版下)、関連する日本画作品を一堂に展示しました。
このような機会は初めての試みで、大々的に日本画家=浴衣絵師として取り上げられていただき大変嬉しいものでした。
今年のメインは奥州小紋。
紫陽花と山葡萄といった二つの季節をまたぐような組み合わせで描くことができるのは絵画のフィクションならでは。
初夏~秋の暑い日までお召いただけたら幸いです。
本物の絵画・芸術はもっと身近にあるべきだと、もっと生活の中の一部であって欲しいと思いました。
このような形で日本文化に貢献できることは大変喜ばしいことで、今後も日本画と浴衣の図案の融合を発信していけたらと思いを新たにしました。