靖山画廊にてこの季節に相応しい展覧会が7月3日より開催致します。
本来、絵画とは生活に密着したところで愛されてきたものです。日本画は特に、襖絵や屏風といった生活道具の中で生き続けた歴史もあります。そして扇子は最少サイズで持ち歩ける作品の一つだったと思います。 日常の中で本物の1点モノの作品を持ち歩き使用するという楽しみをもってもらえたらと思います。
中島千波先生、中野嘉之先生、安田育代先生をはじめ、日本画家から若手洋画家まで20余名の個性が集まります。
本来、絵画とは生活に密着したところで愛されてきたものです。
私の作品は3点展示します。
・「六瓢」
6個の瓢箪を描いた作品。無病息災の無病(ムビョウ=六瓢)にちなんで縁起物とされた古典柄です。
・「藤花房」
藤の花房を扇子の上辺から棚をイメージして描いています。余白の妙を楽しむ構図で描いています。
・「東雲草」
夏の涼を楽しむツールとして季節の花である朝顔をモチーフとしています。
また、今回はこの扇子を収める桐箱まで描いています。それぞれのモチーフにまつわる絵柄と箱書きをしています。
それも併せて楽
***
SENSU展 7月3日(水)~19日(金)
靖山画廊
東銀座駅4番出口徒歩1分
中央区銀座5-14-16銀座アビタシオン1F
TEL 0335467356
11:00~19:00 会期中無休
※土日祝・最終日は17:00終了