時々額をオーダーメイドでお願いしています。
絵の額は画材店で売っているものもありますが、注文によって絵に合わせて額を作ってもらっています。
・・・というわけで、いつもお世話になってる工房の職人さんにアトリエにきていただきました。
額は工房で職人さんの手によって一点一点作品に合わせて作られています。
その額職人さんとの打ち合わせはとても面白いものです。
というのは、額の形(模様等)は規定があるものではないので、その原型から設計します。
額は額の模様のついた竿から作るものもありますが、フルオーダーの場合は木を削るところから始まりますので、自分の好みや絵にピッタリのものができます。
目の前でみるみるその設計図となるラフ図を書き上げるのですが、その設計図は断面図になります。
断面図から立体を想像しながら絵と合うかどうかを判断するのですが、それが頭の体操のようで面白いのです。
断面図の設計図も固まり、色を決めます。
作品に合わせて色を決めるのですが、金色だけでもいくつもの色があります。
絵にピッタリの色と形のオーダーです。
額の仕上がりが今から楽しみです。