パリへ出張されたというお客様より、お土産を送っていただきました。
"LA MAISON DU CHOCOLAT"
箱を開けるとまるで宝石が詰ってるような美しさでした。私はお酒が飲めない(意外だといわれるが。)ので、専ら甘党で有名です。仏チョコといえばジャンポールエヴァンやピエール・マルコリーニを想像しますが、最近丸の内で行列を成すこのお店も日本で人気のようです。初めてココのチョコレートをいただきましたが、とても上品な甘さで、おいしいものでした。
さすがは仏チョコです。
聞くところによるとパリのお店はかの有名な凱旋門正面のブランド通りであるシャンゼリゼから裏手に入るジョルジュサンク通りとモンテーニュ通りの間のところだとのことで、その辺りは半年程前に私も通ったなぁと、淡い記憶の糸を辿ってみました。
半年程前にパリに旅しました時に立ち寄りました老舗のネクタイ店"DOMINIQUE FRANCE"もたしかこのLA MAISON DU CHOCOLATの数件隣になります。
DOMINIQUE FRANCEは老舗中の老舗で、ジャガード織ではとても定評があります。
織の技術の高さはデザインにのみならず、その使用感は最高とのことで、せっかくならば日本にない柄を本店で購入したいナァと、贈答品購入目的で訪れました。
お店の方がとても気さくで、たくさん出して選んでくださいました。
フランスの職人気質な老舗だったらきっと門前払いもあるだろうと恐る恐る訪れましたが、遠方からのお客ということでとても丁重に扱っていただき、恐縮しました。
そんなパリへの旅の目的は、田渕俊夫先生のパリ・エトワールでの展覧会及びレセプションに列席するためでした。田渕先生の作品をパリで拝見させていただいた上、レセプションはミシュラン☆☆☆のル・ドワイヨンでしたのでとても貴重な体験でした。
殆ど取材に費やす日程の中で、マルシェ(市場)でお買い物を楽しむ日がありました。
計り売りのチーズや現地の岩塩を購入したりととても楽しかったです。
>岩塩の量り売り
チーズの量り売り<
チョコレートをいただきながら、パリでの旅の記憶をよみがえらせ、その時取材したモチーフを集めてまた制作したいという思いがフツフツと湧いてきました。
もう少しイメージを熟成させて、またいい絵に反映させられればと思います。
パリの風景・・・作品になって皆様の目に触れる機会がそのうちにあると思いますので、楽しみにしていただければ幸いです。。。