この度、花王芸術科学財団の第3回美術に関する研究奨励賞をいただくことになりました。
http://www.kao-foundation.or.jp/award/result_art/list_h20.html
今日は花王本社に贈呈式へ行ってきました。
>>賞状と記念品
花王といえば、生活の中で密接にお世話になっているあの花王です。石鹸や洗剤といった類のものから、化粧品に至るまで、本当にたくさんの商品に日常囲まれています。
その花王の財団から賞をいただき、本当に嬉しい限りです。
>>記念品の箱の中身は名前入り万年筆
今日は賞状と記念品をいただき、研究内容の紹介(講演)をしました。私は研究者という側面と画家という側面の両方からのアプローチということで、とても珍しいタイプの受賞者でした。
・・・一言で言ってしまえば「おもしろい」ということです。(笑)
>>おみやげ
懇談会ではお食事をしながら選考委員の先生方とのお話をしました。それぞれ美術・芸術分野で活躍されてる方々のお話はとても深く、興味をそそられるものでした。これまたいい勉強になりました。
選考委員の一人である今井通子さん(医学博士・登山家)よりいただいた「あなたが700年前の絵巻を研究して、自分の作品がこの先700年持つ技術を得たかったというのに感銘を受けた」というコメントは、作家としても研究者としても嬉しい言葉で、何よりも励みになりました。今後は700年持つ技術と・・・その上に描かれる絵が"700年持っても価値がある"作品になるように精進したいと思います・・・何年、何十年かかってもかなえられないテーマかもしれませんが、千里の道も一歩から、ということで頑張ります。
そして、帰りにお土産のお化粧品セットをいただきました。
・・・実は俄かに小躍りするほど(?)嬉しかったりしました。
実は、花王から賞のお話をいただいた時に、そのことを周囲の人に告げたところ、花王から一年分の化粧品がもらえる♪という冗談を言われ、鵜呑みにしていました。(全く根拠の無いウソ。)
なので、いただいたお土産(副々賞?)に一人感動していました。・・・わかりやすいなぁ、我ながら。
何はともあれ・・・いただいた賞に恥じないように、これからも頑張ろう!と思った次第です。