昨日から3日間、東京国際フォーラムでアートフェア東京が開催されました。
美術の大祭典のようなお祭り騒ぎの展覧会です。
様々な業者さんが思い思いのブースを設営して広く一般に美術を親んでもらうような展示会です。
土日は入場者が列を成すほど大人気の美術展で、主にコンテンポラリーアートが中心となった、いわばモーターショーのような展覧会です。
ここでは「ギャラリーゑぎぬ」さんより出品しております。
3号1点と6号1点、いずれも花鳥画を出しています。
今、美術というと現代美術がトレンドのように言われますが、平面に絵筆を走らせて積み上げていくファインアートをやっている自分も負けずに頑張らないと、と思いました。
トレンドと言われないかもしれませんが、こちらは伝統という重みと品格があると思っています。その中で新しいものを作り出すという、地道な作業をしています。
・・・こういった伝統を踏襲して新しい物を作り出すという体質は本当は日本人の一番得意とするところで、それがもっともその国民性にもシックリくるものだと思っています。
流行どうこうではなく、本来あるべき姿に即した感性に訴える作品を作れるように頑張って行きたいです。
日本画とは、日本人とは、日本とは・・・私はその中で生きているということをまず考えていかなければ、世界とか新しいものとかは見えてこないと思いました。。。
まずは自分をきちんと知ることから始めたいと思います。
やはり、地道な作業のようです・・・。