高知県立紙産業技術センターに行ってきました。
私が博士過程で和紙の研究をしている時に大変お世話になった研究所です。博士1年と2年の時に1~2週間ずつ滞在して紙を漉いたり研究したりして、古典料紙の再現を試みていました。
制作する時に一番関わりの深い材料である和紙について様々なことを知ることができたのも、ここでの経験があったからこそだと思います。
ここの研究所の皆さんにはいつもお世話になりっぱなしです。
高知は第二の故郷のような所なのです。
今回の訪問は、現在連携研究者として関わっている東大工学部の研究チームの引率で行ってきました。
高知の研究所に来るのは実に7年ぶりのことでした。
センターの皆さんはお変わりなく、また、高知のこのメチャクチャ暑い気候も変わりなく、とても楽しい時間を過ごしました。
高知といえば、ここ最近のトマトブームで有名です。
センターでおやつに用意していただいた「徳谷トマト」は絶品でした!
紙漉きと工学部・・・この先どのようにつながっていくのか楽しみな研究です。
今後このプロジェクトでの本試験が始動します。
その時は少し長い滞在になると思いますが、高知は食べ物もおいしいしいい所なので楽しみでなりません。
少し遠出してスケッチに出かけるのもいいかもしれませんね・・・。