先週末、法事の為に長野へ出かけていました。
ちょうど紅葉のシーズンに入ったかな?という雰囲気で気候もよく、チョットした息抜きになりました。
萬松山興善寺は臨済宗妙心寺派のお寺で、石庭が東福寺なども手がけた日本を代表する庭園師重森三玲の作で、とても赴きのあるお寺です。
毎年父母に連れられてお盆に御施餓鬼(法要)とお墓参りにきていましたが、ここ何年も忙しいことを理由に足が遠のいていました。
久しぶりに開経偈(かいきょうげ)から始まり、般若心経、座禅和讃を唱えました。
興善寺は我が家の菩提寺でもありますが、木曾義仲の菩提寺でもあります。
日々の生活とは全く異なる時間と空間を過ごしました。毎日制作しているとどこか焦ったりうまく行かずに悩んだりしますが、少し離れてみることでまた整理されることもあるようです。
俯瞰して見たり、冷静になってみたり、時には休息もありがたいものだと感じました。
自分に足りないモノを補おうと努力するのはいいことだと思っていましたが、度が過ぎるとないモノを欲しがりすぎて手に余ることもあります。
何事も適度なのがいいようです。
心のバランス感覚を大切にまた日々制作に邁進しようと思いました。