日本のお祭りや古い風習が好きなので、よく見に行きたくなります。
今年は酉の市に行きたくなったので、11月19日(二の酉)に行って見てきました。
普段閑散としている大鳥神社が、この時ばかりは大賑わいでした。色とりどりの熊手に裸電球・・・それを見ているだけでも縁起がいいような気がするので不思議です。
神社で御参りをして、蝋燭を奉納し、お神酒をいただき、熊手を買って帰ってきました。
私が買った熊手は豪華なものではなく、熊手に稲穂がつけられて、金箔押しされているシンプルなものでした。
本来、熊手に稲穂だけのシンプルなものが始まりだったそうですが、そこに賑やかさを加えるのに「おかめ」の面をつけたり、色々な縁起のいい装飾が増えていったとのことです。
家内安全よりも、健康祈願よりも、学業成就よりも、商売繁盛の神様。
しかし、最近のご時勢を繁栄してか、商売繁盛も家内安全も、さらに合格祈願までも熊手でかき集められるように護符を貼り付けて売られていました。
大きな熊手を買ったお客さんに独特の手拍子と威勢の良い掛け声で縁起よく囃子立てる様子はまた面白く、また来年、買った熊手を返納しに御参りに来るのが楽しみになりました。