新年あけましておめでとうございます。
年末年始も相変わらずバタバタと過ごし、あっという間に年を越してしまいました。一年の節目を年神様と祝うという新年の厳か且つ優雅な時間は、元旦に実家に寄るまではなかなか感じることもできずにおりました。
年末にはお世話になった恩師を訪ねて挨拶回りをし、大学を出てから忘年会の誘いもない・・・という話をしていたら「年を忘れるだなんて、滅相もない。忘れたい過去などない、毎日を大切にしていれば忘れよう・消し去ろうなんて会は無意味だ。」と久々に教授節を聞きました。
そんな先生方は毎日、一日一日が大切で、その積み重ねこそが「あけまして」なのだといいました。大晦日も元旦も、言うなれば大切な積み重ねの一部である。
忙しくて年越しもへったくれも無いと嘆いていた私にまた鞭撻のお言葉でした。
>>元旦は例によって実家で会食があり、毎年母が手作りしているお節料理とお雑煮をいただきました。
私が実家を出てから、私の役割分担であったお雑煮の具を作るという役が母の負担となり、大変だといわれました。
>>2日の朝からは初釜でした。
今年は従兄の子(高校1年生)が御点前をしました。
久しぶりに頂くと、少し茶道もやらなければなぁ・・・と思うのでありました。
おかげさまで年明けはとても古風で日本らしいお正月を迎えられました。
またピリっと気持ちが引き締まり、新たな一年がスタートしたな、と感じることができました。
本年もそんな気持ちを大切に制作に取り組もうと思います。
今年も展示の予定が沢山予定されております。
制作に展示に精進いたしますので、本年もどうぞ宜しくお願いします。