週初めに高知に行ってきました。
今回の主な目的は、トマト狩り・・・じゃなくて、これまで行ってきた伝統技能継承云々の研究成果発表会でした。
・・・研究の実動部隊としてさほど役にも立たない私は、それでもその場にいられるだけで嬉しかったです。
何より高知に行けるというのだけでも楽しみでならないのです。
私にとって高知は、紙の一番の相談相手がいるところです。
日本画を描くのに無くてはならない和紙のことはここで相談します。そして、今後の制作に必要な情報を学習します。
日本画は材料と仲良くすることで作品の幅が広がるので、材料について勉強することも制作の一部なのです。そういう意味では、まだまだ勉強したりないことが沢山あり、紙の声を聞きながら作品を作れるようになるにはもっと時間がかかることだと思います。
今回もいい紙の話しを聞くことができてよかったです。
そして・・・高知は本当に食べ物が美味しいです。
着いたその日の晩には鰹のタタキを塩でいただき、かちり(チリメンジャコの干したもの=土佐名物)を土佐酢で食べたり、お土産には極甘のトマトを、それまた星の数ほど大量にいただいてきました。
トマトは私の好物で、高知のトマトは特に甘くて美味しいので大好きです。
一瞬ブドウか?と思うほど甘いフルーツトマト・・・私が帰る日の朝、研究所の方がわざわざ収穫に出かけて取ってきてくれたものです。
東京ではなかなか手に入らない美味しさと優しさに触れて、星の数ほどの情に感謝しながらまた高知に研究に行ける日を楽しみにしています。