震災から4ヶ月あまりが過ぎました。
展覧会をしてお世話になったことのあるデパートの画廊担当者さんの出身が気仙沼でした。
お話しによると、ご家族は気仙沼に住んでおり、津波で家が流されたということでした。
まさにニュースのままの現実が身近に感じた出来事でした。
画廊担当さんは、とても気さくなお姉さんで、展覧会の度にとてもよくしていただいた思い出があります。
そんなお姉さんに何か恩返しというか、お姉さんの心配や苦労を少しでも軽減するお手伝いができないかと、画家仲間で相談して協力したことがありました。
>>その経過報告が「ホヤぼーや」と共にやってきました。
気仙沼にお住まいだったご両親は、命こそ無事ではありましたが、家は跡形もなくなってしまったそうです。
今は避難所を出て、民間のアパートを仮住まいとして生活を始められたとのことです。
仮設住宅がなかなか当たらない状況、テレビで見るよりもはるかに被害が大きい様子など、事細かにお手紙をいただきました。
それでも少しずつ前進している様子です。
震災直後の悲しみやショックは幾許かは知れません。
それでも復興に向けて進んでいるようでした。
気仙沼公認キャラクター「ホヤぼーや」は、障害者授産施設で作られたものだそうです。
「少しでも気仙沼を身近に感じてもらえれば」ということでいただきました。
多くの人が助けを必要とする中で、弱者の方が等閑になってるかもしれない。
フっとまた心配が生まれました。
結局私ができることは、何か直接手を差し伸べることはできません。
ですから、少しでも多くの方に気仙沼の「ホヤぼーや」を知ってもらいたいと思いました。
そして、私なりに私ができることを精一杯やろうと思います。