Miyashita Mariko

肉体労働

「絵を描いている」と言うと優雅なような印象を持たれますが、大作は概ね肉体労働にほかなりません。

大きいからしんどいです。

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この時期は秋の院展の制作時期になります。

 

ちょうど個展が終わってひと段落・・・という間もなくこの大きなパネルの準備に入りました。

それでも、個展明けで怒涛の忙しさの疲れからか体が思うように動かずに、ドーサ引き→裏打ち→張り込みをするのに1週間ほどかかってしまってかなりのタイムロスに・・・。

決して時間に余裕があるわけではないので後々しわ寄せがやってくるといういつものパターンになりそうです。

 

現在は地塗りを終えてひたすら線描の日々・・・この大きな画面に張り付いて、ピッチリ線を引き上げるのにかなり腕へ負担が。これまでの長時間制作の影響で、敢え無く腱鞘炎になってしまった私の腕は夏なのに暑苦しいサポーターで固定されております。

 

兎に角手数を必要とする私の作品には腕のサポーターは欠かせないアイテムになってしまいました・・・。

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