昨日は後輩の博士研究口頭発表/公開審査会に出かけてきました。
私が非常勤講師として勤めていた研究室の任期1年目に修士1年生として入学してきた学生さんがもう博士過程を修了するということで案内をいただきました。あの時1年生だったのに・・・早いものです。
研究をスタートする段階から知っているだけに、一つの大きな成果を形にした展覧会を見るととても感慨深いものがありました。
制作と論文の両方をやらなければならず、バランスよく様々な努力が必要だったと思います。
皆さんよく頑張ったと思います。
私が博士号を取ったときは175号でしたので、芸大が博士学位を与えるようになって175人目となります。近年では学位を積極的にとらせるようになったので、ここ数年で一気にその数が増えました。今年は350~400人目になると思います。
今年も沢山の博士が輩出されると思います。皆さん本当にお疲れ様でした。
博士展
会場:東京藝術大学 大学美術館
台東区上野公園12-8
会期:2011年12月11日(日)~21日(水)
10:00-17:00 ※月曜休館日・入場無料
>留学生のP君
故宮博物院所蔵の宋代の山水図についての彩色技法研究でした。
(美術館での撮影は許可が必要です)