今日は朝早起きして八ヶ岳に行ってきました。
>>甲斐小泉駅すぐにある「平山郁夫シルクロード美術館」へ。
今回は特別展示で私の出身研究室の行った研究成果(再現・高句麗古墳壁画)を発表しているとのことで、行ってきました。
高句麗古墳は北朝鮮にある世界遺産です。
研究するのには難しい条件が揃っているということです。
このような研究が発展し、保存修復の技術が生かされて未公開の壁画がよみがえることはとても有意義なことだと感じました。
高句麗古墳壁画は壁画自体も巨大で、まだ沢山の壁画があると伺っています。今後もその内容が解き明かされて公開される機会があることを期待した展示でした。
また、他の展示室ではゆったりとした空間で平山先生のシルクロードの大作を拝見しました。そのパワーと壮大なスケール感は圧巻でした。それと最晩年の平山先生の画室の様子のVTRも流れていて、もう先生にお会いすることができないんだな・・・と思って胸が痛みました。
>>それから、八ヶ岳倶楽部にも行ってきました。
ここのギャラリーで、兼ねてより敬愛する彫刻家具作家田原良作先生の個展があるとのことで見に行きました。
良作先生の作品との出会いは、私が初めて個展を行った銀座のギャラリーの調度品でした。
それから心に響く造形に惹かれて八ヶ岳の先生の工房に吸い寄せられるように行くようになりました。
今回は柳生博さんご夫妻にもお会いして、作品を沢山眺めてきました。加津子夫人(通称:ママさん)はとてもきさくで、あちらこちら案内してくださいました。
ギャラリーで気に入った鍛金造形作家の小市さんの作品と良作先生の作品を入手しました。
今八ヶ岳は山桜と木々の新芽の淡い緑色との取り合わせでとても山が美しかったです。
地面にはカタクリやいちりんそうが咲き、春の息吹を感じる気持ちのよい季節を味わえました。
1日中ずっとアート三昧な休暇を過ごし、リフレッシュしてきました。