私は自他共に認める甘党で、兎角甘いものには目がありません。
その甘いものの中でも特に好きなものにチョコレートと焼き菓子があります。
この焼き菓子は先日の個展の際にご本人から頂いたもので、それはもうびっくりするくらいドストライクでした。
パティスリー タツヤ・ササキのササキさんは昨年9月にオープンした若いお店の若いパティシエさんです。
お店はご両親がなさっていた酒屋さんを改装したもので、オープンしても「ココはなんだったかな?」としばらくお店に気付かないところだったそうです。
細部までこだわり抜いた伝統のフランス菓子は作り手の心意気を感じるもので、これが若いパティシエさんの仕事かと思えないほどの味わいを感じました。このこだわり(ガンコさ?)は素材の良さまで感じ、良質のバターと小麦の香りがたまらなくよかったです。
日本人にとって少し甘みが強いように感じるコクと風味はフランスで修行しただけあって、本場フランスで食べた風味豊かな味を思い出すほどでした。
>>先日は念願だったカヌレとクロワッサン、オザマンドをいただきました。
フランスのブーランジェリーのパンとしてよく見る顔ぶれ。パティシエが作るパンというものは繊細でまたセンスを感じます。
若いパティシエ(時にブーランジェ)さんですので、これからが楽しみでなりません。こんな美味しいものを作る若者が、将来どんな風に熟成した職人になるのか。。。
その商品が美味しいから買うというのは当たり前ですが、彼の次の作品を食べたい、またずっと続けて欲しいと思って商品を購入する楽しみがあります。
彼の今後に期待するからこそ、今の目の前の作品の味がさらに増しているような、そんな未来を食べてる気分になりました。
ル・リベラルシム・シーオー パティスリー・タツヤ・ササキ
〒193-0822 八王子市散田町3-6-3
電話・FAX 042-665-8528
営業時間 11:00~18:00
定休日 月曜日