ローマからフィレンツェへ移動しました。
移動はアウトストラーダを使って北上しました。
オルビエート→ペルージャ→モンタルチーノといった名前に聞き覚えのあるエリア・・・道すがら城壁に囲まれた丘の都市、オリーブ畑にヴィンヤードといったトスカーナの田舎風景を楽しみました。
>>ポンテヴェッキオ
フィレンツェに到着してまず見たのがこの橋でした。
アルノ川にかかるフィレンツェで一番古い橋です。
かつては精肉所だったという歴史がある橋ですが、今は高級貴金属店がずらりと並ぶ観光エリア。
ここの人通りはものすごく多く、スリも多いと聞き、必要以上にドキドキしてしまいました。
ここの並びにあるウフィッツィ美術館に行きました。
>>昼食を食べてからウフィッツィ美術館へ。
ウフィッツィとは「オフィス」という意味から来たそうで、かつてメディチ家の事務所改革の一つでこの美術館自体が行政事務所だったとのことですが、にしても建物だけでもとても豪華絢爛でした。
収蔵品は質といい量といいヨーロッパ最大級とだけあって、世界の名作と言われる有名作品を一堂に見ることができました。
中でもボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」は印象的でした。
あまりにも有名な絵画で良く知られていますが、生で見たのは初めてでした。
そのビーナスたちの風になびく髪は実は金で描かれているというのが何とも衝撃でした。
金泥なのか截金なのか、金髪の一本一本が光を反射してまさに風になびきそよぐ様子がリアルに表現されていました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」もこの美術館にあり、美術の教科書でみたことのある作品を間近でみることができました。
>>フィレンツェといえばこのドゥオモ。
フィレンツェのシンボルともいえる大聖堂の丸屋根です。
近くで見ると見上げて視界からこぼれるようなダイナミックさです。
兎に角巨大で圧倒されました。
聖堂内の天井画やステンドグラスも見事でした。
この大聖堂を囲むような「ザ・フィレンツェ」な街並みを見るにはアルノ川の対岸(左岸)の小高い丘に登らねばならず、この時にさて、どうやって行こうかな、と思いを巡らせていました。