昨日、個展初日を無事に迎えました。
とりあえず壁が埋まっているのを見てほっとしました。
会場に到着するまでは作品が足りないんじゃないか?という悪夢をみます。朝、会場に行くとこれまで描いていた絵がまばらに展示され、真っ白の壁ばかりが目立つというものです。
これはかつて藝大の入試の頃にみていた悪夢・・・。
藝大の入試は2日かけて描く絵の試験が2課題あります。描き途中の絵を置いて会場を去らねばならず、その日の夜に見る夢というのが、翌日の試験で自分の絵がなくなっていたり真っ白になっているというものです。
「悪夢」というとあまり良いものではないですが、現実で一生懸命頑張っていればいる程、思いが強くなってしまう現れだと思っています。
その絵にかける思いというのは20年前から変わらないようです。
絵を一生懸命描くという初心を今も忘れてないんだな、と悪夢をみる度に思えるようになりました。
新作23点、季節の植物やヨーロッパ風景、珍しいものではクラシックカー等描いています。
開催は1週間、24日(月)までです。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
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宮下真理子 日本画展
ー風の旋律・折々の色ー
会期:10月18日(火)〜24日(月)
10:00〜20:00(最終日5時閉場)
会場:そごう千葉店 7階 美術画廊